こんにちは!湿気のないトロントの夏は最高と思いながらも、日本のジメジメも時々懐かしくなるのは僕だけでしょうか…
さて今回は、現在トロントでCo-op留学中のRikiさん連載インタビュー企画第二弾です!
第一弾では、Rikiさんの目標や英語学習方法を紹介しました!
その1: 着実に目標を達成しているRikiさん はこちら
第二弾の今回は、いつものインタビューとは少し視点を変えて、留学中どのように過ごせばモチベーションをキープできるのかを、Rikiさんの習慣や目標に向けた行動をもとに深掘っていきます。
実は当初、別内容でインタビュー予定でした。しかしRikiさんの目標達成までのスピード感から、私生活が気になってしまい急遽変更しました!
Co-op留学は半年から2年と長期のプログラムもあります。
長期留学になればなるほど、学校の授業や言語や生活習慣の違い、将来に対する不安など、色々落ち込む時もありますよね。
ぜひそれらの悩みを抱えている人は、Rikiさんの習慣を参考にすることで、少しでも解決してほしいと思います。
では早速、Rikiさんの頭の中を覗いていきましょう!
まず最初に、現在の夢を叶えるために、どのような基準で行動計画を立てていますか?
これらの4つを基準に考えています。
①目的を決めること
②目標を決めること
③達成のための計画を立てること
④実践すること
まずは大きくこれらに分けて、そこからさらに細かく計画していきます。
目的について、大事にしているポイントはありますか?
何のため・誰のためなのかを考えて、なぜそれをしているのかを明確にしています。
特に大切にしているのは目標ではなく目的です。
留学の目的のひとつには、支えてくれている両親や姉妹のためというのがあります。
僕は留学を通して新しい自分を探すことや、海外の生活スタイルを楽しみたいという考えはなく、また映画や音楽などに影響された海外生活への憧れもありません。それは目的が明確だからです。
そして、その目的をベースにして立てた目標を必ず達成するにはどうするか、常に考えて行動しています。
長期目標はホスピタリティー業界で1番になること、中期は日本で外資系ホテルで働くこと、短期はトロントのホテルで英語を使って仕事をすることです。
また英語に関してもTOEIC900点を目指しており、これらを叶えるために、達成までを逆算して日々のやるべきことを決めて、どのように過ごすべきかを考えながら、留学生活を送っています。
目標を設定する時に、参考にしている考え方などありますか?
選択理論心理学というのを参考にしています。
アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士によって提唱された脳の働きを説明する理論です。人がなぜ、どのように行動するのかの脳の仕組みを理解し、行動を伴う良い習慣を身につけることにより、周りの人とより良い人間関係を築き幸せに生きていくための方法論です。
5分野の基本的欲求(生存・愛、所属・力・自由、楽しみ)と言われるものがあり、それぞれの分野に対して、さらに細かく目標を決めています。
人によって欲求の優先は変わりますが、例えば留学生であれば楽しみの欲求が強かったり、スポーツを楽しむ人は健康の欲求が強いのかもしれません。
僕は自身の欲求を知って目標を設定るすことが大切だと考えています。
これらに基づいた僕の目標のひとつに、「やり切る」というのがあります。これまでの人生で勉強や部活など最後までやり切らなかったことがいくつかあり、完遂力がないことが自分の弱みだと思っているからです。
また、日本一のホテルパーソナリティーになる事も目標のひとつです。
これは将来のビジョンを思い描いた時、「ホテルの仕事を通してどんなホテルマンになりたいか」と自問したときにできた目標です。
理想の自分に近づくために一歩踏み出す時は、目標が明確であることが大切だと思います。目標設定の時に悩んだらぜひ参考にしてください。
これらのために日々行っていることはありますか?
毎日行っている習慣があります。
理念・ビジョン・目標を毎朝読んでいます。それと、毎日家族の写真を見ます。
これらを読んだりみたりすることで、勉強をするモチベーションが高まります。
Editor’s Note(編集後記)
Co-op留学に関わらず、どの分野においても自分を知り、今後の行動計画をすることは大切ですね。
それを実行しているRikiさん。その証拠に、第一弾でお伝えしたRikiさんのTOEICスコアはさらに伸び、なんと905点に達しました!自身の目的・目標が明確であるからこその結果ですね。
次回は最終回!実際にお仕事をしているFairmont Royal York Hotelでの仕事内容や、面接の時のお話、働いてみた感想などを伺います。