昨日のトロントは暴風雪警報(Blizzard Warning)が出るほどの積雪でしたね。トロントにBlizzard Warningが出たのは1993年だそうです。私の家の近所でも立ち往生する車があったり、雪に慣れているカナダ人も今回の大雪には四苦八苦しているようでした。
本日から対面授業が再開予定だった学校もオンライン授業となり学生さんは大変でしたね。トロントは平地なので今日のような大雪になることはあまりないのですが、それでも冬の間はかなり冷え込みます。
今回はそんなトロントの冬を快適に過ごすためのおすすめ防寒アイテムを紹介します。カナダへの留学準備中の方や、これから初めてカナダの冬を迎える方は参考にしてみてくださいね!
ダウンジャケット
まずトロントの冬で一番大事なのがダウンジャケット。日本で購入してきたものでも大丈夫ですが、カナダで売られているジャケットには「マイナス◯℃対応」のような記載があるものもあるので、寒いのが苦手な方はそのような表示を買い物の際の参考にしましょう。おすすめのダウンジャケットのブランドを価格帯に分けて3つ紹介します!
カナダグース(価格:高)
日本でも有名なのがカナダグース(Canada Goose)のダウンジャケット。価格は約$1,000(約8万5千円)ほどとかなり高め。でもマイナス20℃になる冬のトロントはもちろん、トロントよりもっと寒いイエローナイフのオーロラツアーでも使われるほど抜群の防寒性です。飽きのこないデザインも素敵ですし、日本に帰ってからも着るなら長期でカナダに滞在する方は買う価値ありです。
同価格帯にNobis(ノビス)やMoose Knuckles(ムースナックルズ)などの他のカナダブランドもあるので比べてみるのもいいですね。
TNA(価格: 中)
カナダの若者(言い方がおばちゃんぽいですね笑)が着ているダウンジャケットで有名なのがTNA(ティーエヌエー)のダウンジャケットです。カラーバリエーションが豊富で、色もベーシックなカラーから目立つこと間違いなしの鮮やかなものまで揃っているのでお気に入りが見つかるでしょう☆
価格は$250~$450なので「カナダグースは高いけどカナダでおしゃれなダウンジャケットが欲しい!」という方にピッタリ。TNA直営店の他、ARITZIA(アリツィア)というセレクトショップでも販売されています。
同価格帯にはノースフェイスやMEC(メック)などのアウトドアブランドがあるので、機能やデザインなど比較してみてくださいね。
Canada Weather Gear(価格: 低)
『全天候対応、リーズナブルな価格で高品質な服を』というコンセプト通り、Canada Weather Gear(カナダ・ウェザー・ギア)ではお手頃価格なダウンジャケットが見つかります。元値は$250~$450ほどするものもありますが、頻繁に割引セールをおこなっているので、冬シーズン後半の今のタイミングでは$250のジャケットが$50で売られていました!時期により商品ラインナップや価格は変わりますが、シーズンの始めでも$100ほどでしっかり防寒できるジャケットが買えますよ。
他にリーズナブルなジャケットを探している人はアウトレット品のセレクトショップWinners(ウィナーズ)も見てみましょう。ブランド品の型落ち品などが常時20%〜60%引きとのことなので思わぬ掘り出し物に巡り合えるかも…。
スノーブーツ
ダウンジャケットの次に外せないのがスノーブーツです。雪が溶けたり、溶けた雪が除雪剤や泥と混ざり合ってシャーベット状になると歩きにくいのはもちろん、普通のスニーカーだとすぐに中まで染みてきてしまいます。雪の上でも滑りにくく、下の画像のようなシャーベット状の道路も歩きやすいスノーブーツ(snow bootsもしくはwinter bootsという名前で売られています)を準備するようにしましょう。
スノーブーツもピンキリありますが、$100〜$200ほどで買えるものがほとんどです。カナダのブランドではSorel(ソレル)が人気ですし、スポーツブランドもスノーブーツを販売しています。
女性の方はUGG(アグ)のスノーブーツやHunter(ハンター)のレインブーツ+厚めの靴下でおしゃれにコーディネートする人もいます。
Waterproof(防水)と書いてあるものを買うようにしてくださいね!
ヒートテック下着
ヒートテック下着も冬のトロントには欠かせないアイテムです。カナダ渡航の準備をしていて日本からこの記事を読まれている方がいましたらUniqloへ行ってヒートテックの極暖を上下数セットずつ買っておきましょう。カナダにもUniqloが数店舗ありますが日本から買ってきた方が安いですよ!
カナダでヒートテック下着を探す時はthermal underwear(サーマル・アンダーウェア)で探してみてくださいね(でもUniqloがベストです笑)
帽子と手袋
ニット帽は標準英語ではbeanie(ビーニー)ですがカナダ英語ではtoque(トゥック)と言います。toqueと言うとかなりカナダかぶれになれるのでぜひ使ってみてください笑
体感温度がマイナス2桁になると外気にさらされている部分がかなり冷たくなります。ニット帽は耳までカバーできるものを選びましょう。
手袋は5本指のものはgloves(グラブス)、親指以外の4本が一緒になっているものはmittens(ミトンズ)と呼ばれます。スマホで地図を調べたりする時に手袋を外さなくていいようにスマホ対応の手袋があると便利です。
私はカナダに来て数年はダイソーで買った手袋を使っていました。外で雪かきなどの作業をする時以外は防水など高機能な手袋でなくても大丈夫です。デザインや価格で選ぶのもいいと思いますよ☆
【番外編】意外に不要なもの
カナダ=寒いというイメージからか、日本から大量のカイロを買って来られる生徒さんも多いですが、意外に使われずノースピークに寄付いただくということが何件かありました。カイロを使う時って素手でポケットの中のカイロを握って寒さを凌ぐ方が多いかと思いますが、冬のトロントで屋外で素手のままだとポケットに手を入れていたとしても、袖の裾とポケットの間の僅かに素肌が露出した部分がめちゃめちゃ寒いんです!
備えあれば憂いなしということでいくつか持って来られるのはいいと思いますが、業者さんのような量を持ってきても意外に使わないかもしれませんのでご注意ください。
まとめ
多くの方のイメージ通り、冬のトロントは寒いです!しっかり備えて快適に冬を過ごしてくださいね☆