まだまだ寒い日の続くトロントですが、あと少しでようやく少し暖かくなってきます!3月には今回紹介するSt.Patrick’s Day(セントパトリック・デー)という祝日があり、この祝日からトロントにも少しずつイベントやお祭りが増えてくるんです。今回はイベント不毛地帯(笑)こと冬のトロントに終わりを告げる、St. Patrick’s Dayについて紹介します!
St. Patrick’s Dayとはどんな祝日?
セントパトリック・デーは、5世紀にアイルランドの住民の多くをキリスト教に改宗させた宣教師、聖パトリックの命日です。3月17日はカトリックの祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日でもあります。ここカナダでは、そのような側面の他に、アイルランドの文化に触れ、楽しむ日でもあります。
「祝日」と聞くと学校や仕事は休みになるのか気になりますよね。カナダは州によって祝日が異なりますが、ここトロントのあるオンタリオ州はセントパトリック・デーは休みになりません。同じく留学生の多いブリティッシュコロンビア州(バンクーバー・ビクトリア)、ケベック州(モントリオール・ケベックシティ)も休みにはならず、休みになる祝日(statutory holiday)に制定されているのはニューブランズウィック州のみです。
学校や仕事は休みになりませんが、現地の人は学校・仕事終わりにパブなどに出かけますよ!
St. Patrick’s Dayの楽しみ方
日本にはあまり馴染みのないセントパトリック・デーですが、現地の方の楽しみ方を紹介しますね。ぜひ留学生の皆さんも参考にしてください!
アイリッシュパブに行こう
先に紹介した通り、セントパトリック・デーはアイルランドの祝日です。カナダの人は、アイルランドといえばアイリッシュパブやギネスビールを思い浮かべるようです。カナダ人にも人気のアイリッシュパブですが、セントパトリック・デーは特にめちゃめちゃ盛り上がっていますよ!
アイリッシュパブに行ったらぜひ緑色のビールを注文しましょう。この緑色のビールは、普通のビールに着色料を加えて緑色にしているので、好きな銘柄のビールを指定して緑色にしてほしいと注文しましょう。ラガー系(Mill St. Organic、Molson Canadianなど)だと上のおじさんの写真のような綺麗な緑色になりますが、スタウト系(ギネスなどの黒ビール)だと下の写真のように綺麗に発色しないので要注意です笑
アイリッシュパブに行く時は、セントパトリック・デーのテーマカラーの緑色の服を着たり、緑色の小物を身につけていくのがおすすめです。セントパトリック・デーの小物を入手したい方はカナダの百均ダララマ(Dollarama)にサングラス、ネックレス、帽子などのパーティアイテムが売ってますよ!
ダウンタウンおすすめのアイリッシュバー
緑のビールを飲んでみたいけどどこに行ったらいいかわからないという方は、下のリストも参考にしてみてくださいね!
Stout Irish Pub
住所: 221 Carlton St., Toronto, ON M5A 2L2
HP: stoutirishpub.ca
Lucky Clover
住所: 17 Lower Simcoe St, Toronto, ON M5V 3L9
HP: luckycloverpub.ca
セントパトリック・デーのパレード
セントパトリック・デー付近の週末にはトロントのダウンタウンでパレードが行われます。2024年の開催日は、セントパトリック・デー当日の3月17日(日)正午12時から始まります。パレードは地下鉄St. George駅から始まり、Dundas駅のあるYonge StとDundas Stの交差点まで続きます。
最後にスタッフが撮影した過去のパレードの様子をお送りします^^
まとめ
セントパトリック・デーを境にトロントでも春を感じる日が多くなります。セントパトリック・デー当日、暖かければパティオを解放するバーやレストランもあるため、屋外で少し早い春の訪れを楽しむ人たちも見られるかもしれません。とはいえまだまだ寒い日が続くトロントなので、イベントに参加される方は当日の天気に注意しながら楽しんでくださいね!