すっかり紅葉も終わって寒くなってきましたね。間も無くトロントは冬になりサマータイムが終わります。今回はサマータイムが終わるとどうなるか詳しくまとめてみました!
サマータイムとは
北米・ヨーロッパの国の中にはサマータイム(夏時間)を取り入れている国があり、ここカナダでもほとんどの州がdaylight saving timeと呼ばれるサマータイム制度を取り入れています。サマータイムが終わる11月ごろには日の出の時刻が遅く日没が早くなり、日照時間(太陽の出ている時間)が短くなります。
6月の夏至(summer solstice、日照時間が一番長い日)は何と15時間半もある日照時間が、12月の冬至(winter solstice、日照時間が一番短い日)には9時間になってしまいます。
2023年〜24年 標準時の期間
トロントのあるオンタリオ州では、サマータイムは3月の2週目の日曜日の深夜2時に始まり、11月の1週目の深夜2時に終わります。2023年~24年の標準時(冬時間)は2023年11月5日(日)〜2024年3月10日(日)となります。
標準時(冬時間)の注意点
サマータイムから冬時間に切り替わる日は一日が25時間(!)になります。当日iPhoneなどのスマホを見ていると、夜中の2時になった瞬間に1時に戻ります(文字だと表現しづらいので、実際見てみてください笑)その日は1時間長く眠れますよ。
注意点は、スマホなどは自動的にサマータイムと標準時が切り替わる設定になっていることが多いですが、パソコンは各自の設定によります。勝手に切り替わらないような設定になっている方は、手動で時間の調整をするのを忘れないでくださいね。他にもアナログの腕時計や目覚まし時計を使っている方も、標準時が始まったら時計を遅くするのを忘れないようにしましょう。
また、日本との時差も変わります。サマータイム中は時差が13時間でしたが、標準時はトロントと日本の時差は14時間になります。日本のご家族やお友達と電話をしたりする方は時差が変わることに気をつけましょう。
最後に先でお話ししたように、日照時間が短くなるとカナダでもウィンターブルー(冬季うつ)になる人が増えてきます。晴れている日には(寒いですが)散歩をして太陽の光を浴びることを心がけましょう。また、ジムなどに加入して適度に運動の習慣を保つこともおすすめです。
食生活はバランス良く食べるように心がけましょう。多くの研究・調査などで冬季うつにはビタミンDが関わっていることが分かっていますので、ビタミンDを含む食品を食べるように心がけたり、サプリなどを摂取するようにしましょう。
まとめ
冬のトロントは寒くて暗いイメージですが(実際その通りなのですが笑)クリスマスなどこの時期ならではのイベントも開催されます(詳しくはこちら)時差や冬季うつに注意しながらたくさん楽しい思い出を作られてくださいね!