Co-op留学 お悩み相談室

こんにちは!トロントでCo-op留学を終えた、Aiです!
今日は「Co-op留学お悩み相談室」をオープンして、みなさんがCo-op留学について抱える疑問や不安に答えていきますよ〜!

North Peak留学センターから補足

2024年3月27日にオンタリオ州政府から学生ビザ申請に必要となるPAL(Provincial Attestation Letter)発給対象となる学校が発表されました。残念ながらAiさんが卒業されたILAC International CollegeのCo-opプログラムのトロント校は、少なくとも2024年中はPAL発給対象から外れてしまいました。Aiさんは今回の変更前にプログラムを卒業されていますので、現在Co-opを検討中の方はご注意ください。

Tomoyoの写真
Tomoyo

PALの発給対象となる学校は州によって異なります。トロントあるオンタリオ州は残念ながらCo-opはPALの対象となりませんが、バンクーバーのあるBC州はPALの対象となります。Co-opを検討中の方はぜひバンクーバーをご検討ください。
詳しくはこちらの記事(準備中)をご確認いただくか弊社までお気軽にお問い合わせください!

そもそも、Co-op留学って?

カレッジでの専門分野の学習を経てから、そのあとにインターンシップや就労に参加するプログラム。語学留学とワーキングホリデーのいいとこ取りをしたような感じです!

Co-opに決めた理由は?

 学校と働く、どちらの経験も積みたいなと思ったからです!それに、就労期間の半年はお給料ももらえるので費用の面でもいいなと思いました。両親が言っていたのは、専門学校からの就職先サポートがあるというのが安心というところでした。

通っていたカレッジは?

ILAC International CollegeでService Excellence for Businessというコースを取りました。

授業の様子

今の学校を決めた理由は?

大規模な学校で実績があったからというのと、割引期間だったからです(笑)Co-op就職率100%で、就労に向けたサポートがあると書いていたのも決めての一つでした。私はあまり深く考えることなく学校を決めてしまったのですが、規模や授業内容などさまざまあるので、自分に合った学校・プログラムが見つかると思いますよ。
カレッジ入学には一定の英語レベルが必要で、最低ラインは IELTS4.5だったかな?私はラッキーなことに以前受験していてスコアを満たしていたので、それを使って入学しました。そのラインに届かない場合は、語学学校からのスタートになるみたいです。語学学校に行った友人は、友達がたくさんできてとてもよかったと話していました!

どんな経緯でトロントに来たの?

これから4年生というタイミングで休学して来ました。小さい頃から外国の方と英語で話すことに興味があって、留学にもいつか行きたいと憧れがありました。大学も国際系のところに通っていたんですが、もっとどっぷりと英語環境の中で生活したいなと思って海外に飛び出して来ました!

授業は楽しい?

先生によって授業スタイルは違いますが、グループディスカッションが多い授業は特に楽しかったです。ワインのテイスティングや、イベントを企画・運営する授業などユニークなものもあって面白かったですよ!

イベント運営の授業

授業外アクティビティはあるの?

ウェルカムパーティーや季節に合わせたイベントがあります!友達を作るいいチャンスですよ。

イベントの例

実際来てみて、来る前にイメージしていたことと違ったことは?

学校の雰囲気は知らなかったので、来てみないとわからないなと思いました。あとは、先生によってもクラスの雰囲気や進め方が全然違います!パワーポイントを使った講義中心の先生だったり、ディスカッションが多いアクティブな授業をする先生もいるので(笑)

North Peak留学センターのInstagramから学校紹介をみると、実際の生徒さんの声や雰囲気を知ることもできるので、ぜひチェックしてみてください◎

座学期間の、授業前後の過ごし方は?

授業前はカフェ巡りをしたりレジュメ配りをしたり、授業の宿題・予習をしたりしていました。授業後はホストファミリーの家にまっすぐ帰るのがほとんどでしたが、ときどきクラスの友達と遊びに出かけたりしていました。学校があるのがダウンタウンなので、その周りでショッピングしたり街歩きを楽しみました!

授業前、カフェで勉強
授業後、クラスの友達とピクニック

座学期間にアルバイトはしなかったの?

Co-op先でパートタイム(学生ビザなので、週20時間までの労働)として、学校前の3時間くらい働いていました。

Co-op期間の就職先はどうやって決まったの?

私のクラスはカスタマーサービスだったのでそれに関連する職業で就労しなければならないので、ホテルやカフェ、レストランといったサービス業が該当します。
私は自分でレジュメを配って見つけました。5月くらいからずっとレジュメ(履歴書)を配り歩いたりオンラインで応募したりを50店舗以上して、8月にようやく決まりました!日本のラーメン店などは比較的決まりやすいようなんですが、私はローカルのコーヒーショップで働くという目標があったのでそういうところに集中してアプローチしていました。

私の働いているカフェに、友達とNPスタッフさんが遊びに来てくれました!

就職先を見つけるのに大事なことは?

経験と根気!日本で働いていた経験があると有利です。例えばコーヒー屋さんはバリスタの経験が、基本的には必須項目なんです。でも私は日本ではレストランで働いた経験しかなかったので、ワークショップに参加したりYouTubeを見たりして勉強しました。その経験をレジュメに書いたり写真を貼ったりして、やる気をアピールして Front of House(フロントスタッフ)として採用されました!

エスプレッソマシンを使うワークショップ

本当に仕事は見つかるのか心配…

学校がメールで、定期的に採用情報をシェアしてくれていました。レジュメの書き方や面接の授業などもあります。クラスメイトに聞くと、オフィスに言っても何もサポートしてくれなかったということもあったみたいです。対応してくれる人によって差がある気がします…。
それでも決まらなかった人は、私の周りでは1人もいなかったです!

友達はできるの?

2ヶ月に1回くらいのペースでクラス替えがあるので、新しい友達ができます!あとは15分程度の休憩時間があるので、そのときに別のクラスの人たちと話したりもしていました。他にも、みんなで一緒にレジュメを配ったり、ボードゲームやビーチバレーにそれぞれ友達を誘い合って参加するみたいな。なので、友達の友達が友達になることが多かったですね。

学校の友達とナイアガラ観光

英語力は上がるの?

クラスメイトもカレッジに入れる英語力がある人か、語学学校を終えて来た人しかいないので、みんな英語がしゃべれます。なので、授業や友達とのコミュニケーションを通して英語力は上がります!
Co-op中は働く環境によって英語力の伸びに違いがあると思います。日系のレストランで働いた友達は、日本語でしゃべることが多くて英語力が低くなってしまったと言っていました。

デメリットや不満はあった?

先ほど言ったように、先生によって授業の質が違うところです。聞いたところ、クラス変更もできるようなので、どうしても嫌だったらオフィスに相談してみるといいかもしれません。あとは「サポートがある」と言いますが、学校側から「大丈夫?」と声をかけてくれることはありません。自分から行動を起こしましょう!

Co-opはどのくらいの期間なの?

自分のシフトの入れ方によって、人それぞれです。私のコースでは、9月末から3月頭までで480時間の就労が卒業条件でした。私の場合は週に27時間程度、2月半ばまで働きました。友達の中には、毎週40時間働いて4ヶ月くらいでCo-opを終えて、2月ごろに日本に帰った人もいます。

稼げるの?

稼げます!最低賃金は16.55カナダドルなので、時給日本円で1,855円くらい。Co-op中は週40時間、それ以外は学生ビザの週20時間まで働けます。

Co-op前後の変化は?

心の成長が一番大きかったです。レジュメを配るとき、50軒以上アプライして3軒からしか返信が来なくて。何度も心が折れそうになりました。でもそのおかげで打たれ強くなりました!
あとは度胸がつきました!友達作りやレジュメ配りを通して、自分から勇気を出して話しかけることもできるようになっていきましたね。

Co-opをして良かったことは?

海外の授業を受けることができて、友達ができて、就労の経験もできたことです!

ILACの教室で

「Co-Op留学お悩み相談室」いかがでしたか?
もっと興味が出てきたというあなた、ぜひこちらから詳細をチェックしてみてください。

Tomoyoの写真
Tomoyo

重ねての案内になりますが、残念ながらAiさんの卒業されたプログラム(トロント校)は一部の方を除き現在は実質新規の申し込みができない状態になっています(学生ビザの対象校ではなくなってしまったため)
バンクーバー校はご案内が可能となっていますので、Aiさんのレポを読まれてCo-opにご興味を保たれた方はバンクーバー校の案内をさせていただきますので弊社までお気軽にお問い合わせください!

詳しくはこちらの記事(準備中)もご確認くださいね!

文章/Ai Hadano