こんにちは、Tomoyoです。今回のブログのテーマは空港で間違った期限のビザが発行された場合どうすればいいか、です。人間誰しも間違いをしてしまうことはありますし、空港のビザを発行してくれる係の人も例外ではありません。毎年必ずビザの期限が間違って発行される生徒さんがいらっしゃいます。
そんな時はどうしたら良いのか、たくさんの写真付きで分かりやすくお伝えします。今この記事を見られている方の中には、ビザの期限を間違えられてパニック状態の方もいらっしゃると思いますが、まずは深呼吸をして少し落ち着いた状態で読んでくださいね。
ビザの期限はどんな状態ですか?
一言に「ビザの期限が間違っている」と言っても、色々なパターンがあります。今のあなたのビザはどんな状態ですか?
①長く発行された場合
例: ワーホリは最長1年なのに2年のビザが発行された。
→ビザコンサルタント(ビザ専門弁護士のような職業)さんに聞いたところ、上記の例では2年ワーホリができます。数年に1人くらいのレアケースですが、時々1年以上期限のあるワーホリビザを発行される生徒さんもいます。
②短く発行されていたことに気づかず、ビザの期限が気づいたら切れていた場合
例: 2021年1月1日にワーホリビザで入国し、12月31日まで有効期限があると思っていたが、確認したら11月30日までになっていた。そのことに12月15日に気づいた。
→残念ながら故意でなかったとしても不法滞在となっています。すぐにビザコンサルタントさんに相談しましょう。
③ビザをもらってすぐ短く発行されていたことに気づいた場合
例: ビザをその場で確認したら、ワーホリビザの期限が半年しかないことに気づいた。
→ 入国後、ビザは空港の移民局(Immigration)で発行されます。もしその場で間違いに気づいたらすぐに係員に申し出をしましょう。もしスーツケースを受け取るところまで出てきてしまっていたら、移民局へ戻ることはできませんので↓の「④ビザ発行後1ヶ月以内に期限が間違っていることに気づいた場合」を参考にしてください。
④ビザ発行後1ヶ月以内に期限が間違っていることに気づいた場合
例: 空港でビザを受け取りホームステイ先に移動してやっと一息つけたのでビザを見てみたら、期限が短く発行されてることに気づいた。
→ この記事後半の「CBSA(Canada Border Service Agency)への行き方」を見てください。
⑤ビザ発行後1ヶ月以上経ってから期限が間違っていることに気づいた場合
例: 2021年4月1日にトロントに到着しワーホリビザを発行してもらう。6月1日に仕事が始まるので再度自分のビザを確認したらビザの期限が8ヶ月くらいしかないことに気づいた。
→ 空港のCBSAでは対応できない可能性が高いので、修正依頼をしましょう。手続きは郵送で行います。
修正依頼に必要な書類の確認や申請書のダウンロードはこちらからできます。
修正依頼の費用はかかりませんが、移民局側のミスだと判断された場合のみ修正してくれます。
CBSA(Canada Border Service Agency)への行き方
私が見てきた中で一番多いのは「ワーホリビザで、期限が短く発行されてしまう」パターンです。そのような方は弊社オリエンテーションで気づいてあげられることが多いので、入国(ビザをもらって)から数日以内のため、空港のCBSAに行くように案内をしています(弊社ガイドツアーをお申し込みの方はスタッフが同行したこともあります)
みなさんのビザを発行してくれたImmigrationは到着直後しか入れません。一旦空港を出てしまうと元の場所には戻れないので、CBSAという一旦空港から出てしまった人でもアクセスできるオフィスに行きましょう。
(ちなみにこの写真はワーホリビザの期限を2週間(!)にされてしまったMさんにご提供いただきました。Mさん、無事に1年のビザに直してもらえてよかったです。お写真ありがとうございます!)
CBSAの場所
CBSAは第1ターミナルのcheck-in階(3階)にあります。出発する時に航空会社のチェックインカウンターがある階です。
オフィスへの道順
第一ターミナル3階に着いたら、11番・12番カウンターを探しましょう。その間を抜けて、突き当たりを右に曲がって「Canada Border Service Agency」という表示が示す方向へ歩いていきましょう。近くにトイレもあります。
オフィスの扉は常時閉まっています。インターホンを押して要件を伝えましょう。
扉を入るとエレベーターがあるので2階を押してください。
エレベーターを降りるとオフィスがあります。Mさんが空港に行った時は午後10時と遅い時間帯だったので、オフィスに先客はおろかスタッフの人もいなかったそうで30分ほどスタッフが来るのを待ったそうです。。大変不安な思いをされたそうですが、その後通りかかったスタッフに話しかけ、無事ビザの期限を修正してもらえました!
まとめ
ビザは発行されたその場で確認するのが鉄則です!その場で修正してもらう方が、後から空港に戻ったり郵送で修正依頼をするより手間も時間も省くことができます。ビザは必ず発行されたら、期限・氏名(姓と名が逆になっていないか、つづりが間違っていないか)確認するようにしましょう。
Mさんもですが、今月は弊社の生徒さんにトラブルが続いています。。。みなさんもどうかお気をつけてトロント生活をお過ごしくださいね!