カナダでも花粉症?

カナダにいる方で、最近目がしょぼしょぼしたり、鼻がむずむずしたりすることはありませんか?「コロナにしては症状が違うな…」と思っていた方、実はそれ花粉症かもしれませんよ。

となんとなく小◯製薬さんのCM風な出だしで始まりましたが、カナダに来て6年目の私もただ今絶賛花粉症の症状に苦しんでいます。私は日本ではバリバリ花粉症でしたが、カナダ引越し後は特に症状が出なかったので、花粉症を克服したかと思っていましたが、一昨年くらいから花粉症の症状が出てきてしまいました。そこで、花粉症になったらどうすればいいかまとめます!

花粉症とは

Wikipediaによると花粉症とは

植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴的な症候群のことである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/花粉症/

とあります。カナダでは花粉症はhay feverpollen allergyと呼ばれ、患者の数は年々増えているそうです。

花粉症を引き起こす植物

日本でもスギやヒノキの花粉に悩まされている方は多いですよね。カナダにはスギやヒノキは多くないので花粉症から解放される方も多いですが、別の植物がアレルゲンとなる場合もあります。まずはトロント近郊でよく見られるアレルゲンとなる植物を紹介します。

日本語名英語名シーズン
樫(かし)oak tree3月〜5月
トリネコash tree4月・5月
白樺birch tree4月〜6月
くるみwalnut tree5月・6月
grass5月・6月
ブタクサragweed8月〜10月

日本の花粉のピークは4月上旬〜中旬ですが、トロントのピークは少しズレていますね。今鼻がむずむずしたり目が痒い方は、木の花粉にアレルギーがある可能性がありますね。
また、木の花粉がひと段落すると今度は芝やブタクサのシーズンがやってきます。カナダで花粉症になる原因植物1位が芝らしいですが、トロントでは家の庭や公園に植えてあるることが多いので、アレルギーの方は大変ですね。早めに対策をしましょう!

公園の芝
公園の芝
ブタクサ
ブタクサ

なぜカナダ人は花粉症になっても耳鼻科に行かないの?

コロナ禍の規制緩和後に入国されて、カナダ生活にまだ慣れていない方もいるのでまずお伝えしておきますと、カナダで耳鼻科のような専門医にかかるには紹介状が必要になります。まずはかかりつけ医(family doctor)やウォークインクリニックのような簡易診療所に行って、そこのドクターから専門医を紹介してもらうという流れです。

日本の耳鼻科受診とは異なり、カナダで耳鼻科にかかろう思うと中々ハードルが高い上に、ウォークインクリニックでは「Shoppersでこれを買うといいよ」と市販薬のリストを渡されるだけなんてこともしばしば。結局市販薬を買うことになるパターンが多いため、重症でない方は最初からShoppersのような薬局に行ってもいいかもしれないですね。

カナダで買える花粉症の薬

という訳でカナダのドラッグストアで購入できる花粉症の薬を紹介します。

Claritin(クラリチン)

クラリチンのパッケージ

日本でもクラリチンの名前で市販薬が販売されています。眠くなりにくい・口が乾きにくい・1日1回の服用でOKなので愛用している方も多いです。

Tomoyo

私も今年はクラリチンを買いました。BAYER製ではなくShoppers Drug MartのプライベートブランドLife Brandのもの(ジェネリック薬品)ですが服用翌日から症状が楽になりました!

Allegra(アレグラ)

アレグラのパッケージ

これも日本で市販薬が販売されているので愛用されている方も多いかと思います。私はクラリチンの方が効果を感じられましたが個人差があるので自分に合うものを探してみてくださいね!

(番外編)Visine(ヴァイシン)

ヴァイシンのパッケージ

私はパソコンで作業をすることが多いので慢性的にドライアイなのですが、花粉症の時期は特にひどくなります。ヴァイシンの目薬はドライアイ用やアレルギー用の販売されているので症状に合うものを探しましょう!カナダの目薬は日本のもののようにスースーしないので効いてる感(?)は少ないのですが、かなり潤います。

今回紹介したものの他にもReactine(リアクティン)、Aerius(エアリス)、Benadryl(ベナドリル)など多くの市販薬があります。花粉症の薬には眠くなる成分の入っているものもあります。日中服用したい方はNon-Drowsy(ノン・ドラウジー)と表示のあるものを選んでくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アレルゲンとなる植物を把握したり、ご自身に合う薬を服用しながらイベント盛りだくさんのトロントの春を楽しんでくださいね!