【1月31日開始】オンタリオ州のコロナ規制が緩和へ

日本ではオミクロンの感染拡大が心配されていますが、ここカナダではピークアウトの兆しが見え始め、先日オンタリオ州のダグ・フォード州知事が1月31日からの規制緩和を発表しました。今日は現在のトロントの様子と、1月31日から緩和される規制の内容、また今後の規制緩和プランについて詳しく説明します。

オンタリオ州の現在の状況

まずはトロントのあるオンタリオ州の新規感染者数のグラフを紹介します。

オンタリオ州のコロナ新規感染者数

1月23日の新規感染者数が5,833人と、ピークだった年明けから3分の1以下に減っています。グラフを見て分かる通り、新規感染者数が順調に減っているので州も規制緩和に踏み切ったんですね。

1月31日からの規制緩和の内容

開店のサイン

それでは1月31日から緩和される規制の内容を見ていきましょう。

  • 集まりの制限人数を屋内10人、屋外25人に引き上げる
Ayaka

例えば「お友達の家で8人集まってホームパーティ」といったようなイベントができるようになります

  • 以下の屋内施設の収容人数制限を50%へ引き上げる
    レストランやバーなどの飲食店
    小売店
    ショッピングモール
    ジムなどのフィットネス施設
    映画館
    レクリエーション施設、遊園地、ウォーターパーク
    博物館、美術館、水族館、動物園
    カジノ
    など
Tomoyo

レストランの店内飲食がまたできるようになるのは嬉しいですね!

ただし一部施設の利用には、昨年案内があったようにワクチン接種証明のQRコードの提示が必要となります。
留学生の方がQRコードを入手する方法についてはこちらをご確認ください(現在準備中)

今後の規制緩和スケジュール

1月31日からの規制緩和の他に、今後の規制緩和プランについても発表がありました。

2月21日からの規制緩和

  • 集まりの制限人数を屋内25人、屋外100人に引き上げる
  • レストランや映画館など、ワクチン接種証明が必要な屋内の公共施設などの定員制限を撤廃する
  • スポーツイベント、コンサート会場、劇場での収容人数を50%に引き上げる
  • ワクチン接種証明が不要な屋内施設では、2メートルの物理的距離を保てる人数に定員を制限する
  • ナイトクラブなど、感染リスクが高い施設の収容人数を25%に引き上げる
    など
Ayaka

2月下旬からはクラブも解禁予定なんですね!

3月14日からの緩和措置

  • すべての屋内施設の定員制限を解除する(QRコード証明は必要)
  • 集まりの制限人数を屋内50人に引き上げ、屋外での社交的な集まりの制限を撤廃する
    など
Tomoyo

3月中旬からはほぼ制限がない状態に!

まとめ

今回の発表は留学を検討している方、渡航を控えている方、そして今既にカナダにいる方にとっても嬉しいニュースでしたね。無事オンタリオ州発表の予定通り規制緩和が進むこと願っています。
コロナの状況によってはスケジュールや規制緩和の内容も変わる可能性があるので、最新情報はオンタリオ州のウェブサイト日本領事館のウェブサイトなどで確認するようにしましょう。