こんにちは!Tomoyoです。
夏も本番。トロントも毎日暑い日が続きますが、観光・留学シーズンを迎え、街は活気付いています。コロナの規制もあり中々学校見学もできませんでしたが、感染も少し落ち着きほとんどの学校で基本的に対面授業が行われ始めたため学校見学を再開することにしました。
ぜひこのブログで各学校の最新情報を入手していただければと思います^^
さて、授業見学レポ第一弾はトロントのMidtownと呼ばれるエリアにあって、スピーキングプログラムに定評のある学校Royal Canadian Institute of International Studies、通称RCIIS(アール・シー・アイ・アイ・エス)にお邪魔させてもらいました。
RCIISの数あるプログラムの中でも一番人気のPower Speakingというスピーキングクラスの様子をお届けします!
Power Speakingとは
RCIISの人気プログラムPower Speakingとはその名の通り「自信を持って英語を話せるようになる」プログラムです。一般的な語学学校ではスピーキングクラスは中級以上の英語力がないと受講できず、さらに1クラス(1レベル)しかありません。つまり英語初心者の方はスピーキングの専門プログラムを受けることができません。
しかしながらPower Speakingは初級レベルから上級レベルまで4レベル、さらにPower Speaking4を終了した人向けのAdvanced Discussionという上級ディスカッションクラスを含めると、何と5段階の自分にあったレベルのスピーキングクラスが受講できるんです。
Soraさん
初級の方でもスピーキングプログラムが受講できる+細かいレベル分けだから確実にスピーキング力が身に付きます!
肝心の内容は、週ごとに変わるトピックに関する単語や表現を覚え、それを実際に使いながら習得していきます。
詳しくは後半の授業レポを見てみてください☆
当日のクラスデータ
どうですか?Power Speakingが気になってきましたでしょうか^^
実際の授業内容を紹介前に、私がお邪魔したクラスの情報をお伝えします。
レベル: Power Speaking 1
講師: Kieran先生
クラス人数: 15名
クラス形式: 対面
クラスには5人日本人の生徒さんがいました。
スピーキングプログラムはアジアの学生に人気なので、クラスの中に日本人が数人いることもありますが、RCIISは「校内は英語オンリー」ルールがしっかりしているので、日本人同士でも英語で話します。
授業の様子
お待たせしました!それでは実際の授業の様子をお伝えします。
Kieran先生
Kieran先生はRCIISのベテラン先生で、速すぎず遅すぎないナチュラルなスピードで授業をしてくれます。カナダ生まれなので訛りもなく、弊社の生徒さんからも英語が聞き取りやすいと高評でした。
この日は生徒数が多めにも関わらず、「Naoto、caobon dioxideは分かるかな?」など一人一人名前を呼び気を配って授業を進めいていました。
教材
Power Speakingでは教科書は使わずプリントが配られます。新しく学んだ単語、表現や授業中に扱ったディスカッショントピックなどもプリントに載っているので、授業の復習に便利だと思いました。
Power Spekaingを受講予定の方はファイルを買うことをおすすめします。オリジナル教科書ができますよ!
授業内容
今週のテーマはClimate Changeでした。
Power Speakingの一番初級レベルなのに難しいトピック!
生徒さんも馴染みのない単語に四苦八苦の様子でした。climate changeやcarbon dioxide、fossil fuelなど初級の生徒さんには読み方がわからない単語も多く、生徒さんも発音を間違えて読んでしまう場面もありましたが、その都度先生が優しく発音を直してくれました。
単語は何度も同じものが出てくるので、一週間経つ頃には正しい発音が習得できているのではないかと思います。
新出単語の読み合わせの後は、単語の意味が分かっているか確認のための穴埋め問題を隣同士のペアで解くように指示がありました(例: The mains source of _____ emitted into the atmosphare is energy production.)
英語オンリールールなので、回答の相談ももちろん全て英語です。
ペアワークの最中、先生は各ペアを周り、間違っている回答があれば「これが違うからもう一度考えてみて」と声をかけていました。すぐに正しい回答を教えるのではなくて、再度考えてもらうのはいいですね。考えることで記憶にも残りやすくなります。
全てのペアが問題を埋められたら、クラス全体で答え合わせをしました。
見学の最後は3人のグループに分かれて、プリントにあるトピックについてのディスカッション(例: Do you think it’s too late to stop the greenhouse effect?)
難しい単語や表現は多いですが、地球温暖化はどの国でも大きな問題となっているので、みんな何度か小学校、中学校などで話し合う機会があったのではないでしょうか。そのためか初級の辿々しい英語ながらもみなさん自分の意見をクラスメイトに伝えようと頑張っていたのが印象的でした。
感想まとめ
RCIISの講師は採用の段階でかなりの候補の方が不合格となるそうで、本当に素質や経験のある方のみ採用となるようです。そのためかKieran先生はとても教え方が上手で、この先生のもとで学んだら英語を話すことに自信が持てるようになるなと思える安心感がありました。
教材も単語→穴埋め問題で単語を定着→ディスカッションで意見交換という順序を踏んでいて着実に新しい単語が増えそうな手応えがあります。生徒さんも頑張って英語オンリーで話をしていたので、先月入学された生徒さんに話を聞きましたが、確実に渡航直後より英語が聞けるようになったとのことでした(スピーキングも前よりできるようになったがまだ自信がないので、これからも頑張りますとの謙虚な感想をいただきました笑)
少し残念だったのは、携帯電話の使用について制限がないためか、ペアワーク中に分からない単語を携帯を使って母国語で調べている人がいました。せっかく英語オンリールールがあるので、携帯での検索も英語に限って許可などルールがあった方がいいかもしれないと思いました。
でも残念なポイントがあったとしても、このプログラムを受講したらしっかりスピーキング力が身に付きそうだという手応えがありました!カナダに来たからには絶対にスピーキング力を身につけたいという方はRCIISのPower Speakingをぜひ検討してみてください!