語学学校の体験授業を受けよう

こんにちは!突然ですが留学中の皆さんはどうやって今の語学学校を選びましたか?また、現在留学準備中の方はどのように語学学校を探す予定ですか?
私たちノース・ピーク留学センターは現地エージェントであるという利点を活かして、体験入学(トライアル)を通した語学学校の紹介もしています。今回はそんな語学学校の体験入学についてご紹介します!

体験授業(トライアル)とは

日本でもヨガや英会話など習い事を一定期間無料や格安で受けられるシステムがありますよね。カナダの多くの語学学校でも、無料体験レッスンを受け付けています。

語学学校の体験授業はどの学校も無料で行っています。ノース・ピーク留学センターも体験授業は無料で手配を行っていますので(ちなみに実際お申し込みいただく際の申し込み手続きも無料です)気軽に体験していただけます。
なお、体験いただける期間はほとんどの語学学校で1日だけです。語学学校によっては1日で複数のクラスを体験させてくれたり、終日(例えば朝9時から午後3時までなど)ガッツリ体験させてくれる学校もあります。
体験が可能な日程も学校によって決まっています。多くの語学学校では火曜・水曜・木曜のいずれかで受付をしていることが多いです。

体験授業で体験したいクラスもご相談いただけます。英語が初級の方は、基礎英語クラスを体験いただく方がほとんどですが、英語力の基礎がある方は「将来は通訳の仕事に興味がある」「英語指導の資格を取りたい」「ビジネス英語に挑戦したい」「スピーキングを中心に学びたい」など興味のある分野や伸ばしたいスキルが学べるようなクラスに入っていただくことも可能です。

語学学校の体験授業

無料で受講可能
・期間は1日
・基礎英語だけでなくビジネス・スピーキングなども選択可能
(学校や英語レベルによる)
・体験可能な曜日が決まっていることがほとんど

誰でもトライアルを受けられるの?

体験授業を経て学校申し込みをしたい(日本で語学学校の申し込みを済ませてから渡航するのではなく、カナダに到着後実際の授業を見てから申し込みをしたい)場合はビザにご注意ください。

渡航してから学校を決められるビザ

観光ビザ(eTA)→ 24週間までならOK
ワーホリビザ→ 24週間までならOK

つまり学生ビザ以外ということになります。

Tomoyoの写真
Tomoyo

学生ビザは学校からの入学許可証を使って申請します。
つまり学校が決まってから出ないとそもそもビザの申請ができないんですね。

学生ビザ以外のビザ(観光・ワーホリ)でしたら、ビザだけ申請してカナダに来て、到着後に何校か体験授業を受けてから学校を決めることができます。

体験授業を受けるメリット・デメリット

何となくトライアルがどんなものかわかったところで、ここからは体験授業を受けるメリットをお伝えします。「実際の授業を見てから決めれるならそっちの方がいいじゃん」と思われるかもしれませんが、意外な落とし穴もあるかもしれません。ご自身のご希望に合ってるか考えながら続きを読んでみてください。

メリット

体験授業を受けるメリットとしては何といっても実際の授業を自分の目で見て、体験してから学校を決められるという点です。百聞は一見にしかずと言いますよね。私たちはスタッフが定期的に授業を受けたり、学校を訪問したりして可能な限り「生の情報」をみなさんにお届けするようにしていますが、実際に学校に行くと大なり小なり「イメージと違った」という感じられることがあります。体験授業では実際の授業を見ることができますので、この「イメージが違った」という部分を限りなくゼロにすることができます。つまり納得して申し込みができる、というのが一番の強みになります。

それではどのような部分で「イメージと違った」と感じる方が多いのでしょうか。
留学生の方のお話を伺って10年ほどになりますが、多いのはEnglish Only Policy国籍率す。English Only Policyとはその名の通り、「校内では英語だけしか話してはいけないですよ(母国語禁止)」というルールのことです。ほぼ全ての語学学校にはこのEnglish Only Policyがありますが、ルールはあるけれども形骸化している(守られていない)という学校も多いです。もちろん語学学校のホームページや規約にはEnglish Only Policyが掲げられていますが、私たちが毎月数校語学学校を訪問する時に見る限りは、このルールを厳格に守っているのは数校だけではないかと思います。これはトロントの語学学校の約10%ほどです。
学校のホームページには「当校のEnglish Only Policyは適当なので、母国語を話してもいいですよ」と書いてあるわけがありません(当たり前ですよね)どの学校も生徒さんに来てほしいのでいいことしか書いていません。体験授業は実際の授業や学校の様子を見られるので本当にEnglish Only Policyが守られているのか見ることができますし、ご自身と先生やカウンセラーさんに実際に会って相性を確かめたりクラスメイトのモチベーションを見ることができます。

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Tomoyo

自分は真面目に英語を勉強したいのに、クラスメイトがEnglish Obly Policyを守っていないとなるとモチベーションが下がってしまいます。同じような熱意の人が集まる環境で勉強したいですよね。

また、国籍率も「イメージと違った」と言われる方が多い項目です。語学学校では定期的に国籍率の発表をしていますが、多くの学校が年間の平均だったり全体の平均の数字しか出していません(私たちも年間の平均の数値しかホームページには載せていません)
トロントの語学学校の日本人率はどの学校も20%前後のことが多いです。そう聞くと、クラス内に10人いたら日本人は2人かなと思いますよね。ところが20%というのは全体の平均に過ぎません。日本人の留学生はスピーキングが苦手な方が多いため、どうしても初級〜初中級のレベルに日本人が固まることが多いです。
ある生徒さんは、入学したらクラスの半分が日本人だったと言っていました(日本人率50%)逆に上級クラスにはヨーロッパや中南米の留学生が多いため、日本人が全くいなかったり、いても1人2人だけということもあります(日本人率0-5%)この全てのクラスの平均が20%ということなので、渡航直後のクラスにはみなさんが思っている以上に日本人の生徒さんが在籍しているかもしれません。

体験授業を受ければ実際のクラスの様子を見ることができますので、「日本人率20%と聞いていたのにクラスの半分が日本人だった」ということが無くなります。体験授業は日本人の少ない語学学校を希望される方に特におすすめです。

最後に挙げるメリットは、日本から申し込むより安い場合もあるということです。語学学校によっては「日本から申し込み場合の料金」と「カナダに既にいる人向けの料金」の2種類の料金設定があるところがあり、2種類の料金表がある場合はカナダ料金の方が安く設定されています。また、カナダに既にいる人を対象にした割引キャンペーンがあることもあります。
ただ、この割引に関しては為替レートやキャンペーンの有無などタイミング(運)の要素も強いので「体験授業を受けて申し込んだらたまたまキャンペンをやっていてラッキー」くらいの心構えでいられるといいかと思います笑

デメリット

メリットが多そうなトライアルですが、どんな点がデメリットになるのでしょうか。

まず挙げられるのは、1週間~10日ほど知り合いのいない中で生活をしないといけないということが挙げられます。多くの方はカナダに知り合いのいない状態で渡航される方がほとんどです。トライアルは基本的に1日1校しか行けないので、3校体験をするとそれだけで3日必要になります。
例えば金曜日にカナダに到着して、3校体験授業をされる方のスケジュール例を紹介します。

モデルスケジュール

金曜日: カナダ到着
土曜日・日曜日: 学校はやっていないので街を散策

月曜日: 学校は入学式で体験授業を受け付けていない
火曜日: 体験授業1校目(A)
水曜日: 体験授業2校目(B)
木曜日: 体験授業3校目(C)
金曜日: 語学学校Bに申し込み

土曜日・日曜日: ゆっくり過ごす

月曜日: 語学学校B入学

このように実際に学校に通い始めるのは渡航後10日ほどたってからになります。海外という緊張を強いられる環境の中で、知り合いのいない期間を過ごすのは精神的に辛いと感じてしまう方もいらっしゃいます。

また、他のデメリットとしては学費をどうカナダに持ってくるかという問題もあります。
日本で学校を決めて来られる方は、日本の銀行から弊社を通してお申し込み(&送金)をいただけますが、現地で学校を決める場合は日本のご家族に海外送金をお願いしないといけなくなります。学費は数十万円ほどになることが多いので、その金額を現金でカナダに持ち込むことは盗難の心配があるためおすすめしませんし、クレジットカードは手数料を徴収している学校が多いため割高になってしまいます。
そのため、渡航後すぐにカナダの銀行口座を開設して送金してもらうという方法が一般的ですが、ご家族の方の中には海外送金手続きを負担に思われてしまう方や、お仕事をされていて平日銀行に中々行けない方もいらっしゃいます。事前にどのような手続きをして欲しいかきちんとご家族に説明いただいた上で渡航いただく必要があります。

トライアルをおすすめする人

いかがでしたでしょうか。体験授業にはメリット・デメリットがあるというのがご理解いただけたかと思いますが、最後にどのような方にトライアル(現地で学校を決める方法)が向いてるかというお話をさせていただきます。

弊社の提携している語学学校はどこもしっかりしたプログラムを提供していますし、私たちも定期的に学校訪問やスタッフ自身が体験授業を受けていて、学校カウンセリングでは学校の実際の様子をお伝えしていますので、実際の授業を受けずに学校を申し込まれても「大幅にイメージと違った」というお声は聞きません
そのため、個人的にはEnglish Only Policy国籍率を重視したい方にはトライアル(現地に来てから学校を決める)をおすすめすることもありますが、そうでない方は日本からお申し込みをされるのをおすすめします。
渡航後すぐに学校が始まってしまうのでバタバタしてしまいますが、学校が始まるとお友達もできるので、渡航後の早い段階で一緒にトロントを観光したりシェアハウス・仕事探し・ホームシックの悩みを共有できる存在ができるのは、日本から学校をお申し込みいただく方が得られる大きなメリットです。

トライアル申し込み特典

記事の最後に、トライアルを通して語学学校をお申し込みいただく方にご用意したささやかな特典をご紹介します。

ガイドツアー代キャッシュバック

弊社では新規渡航者向けの有料オプションとして生活手続きガイドツアーを提供しています。このツアーは弊社を利用して渡航される約7割の方がお申し込みいただく人気のオプションです。詳しくはガイドツアーの紹介(準備中)をぜひご確認ください。

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Tomoyo

日本人ガイドさんと一緒に交通系ICカードを購入、銀行口座開設、SINナンバー申請をして、トライアル予定の学校全て(最大3校)に実際にご案内します!

学校トライアルを通して語学学校を12週(3ヶ月)以上お申し込みいただいた場合、ツアー代金$100をキャッシュバックさせていただきます。ぜひ弊社を通しての学校申し込みをご検討ください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はカナダ留学を検討中の方向けの内容でしたが、語学学校を卒業した後に英語力をもう少し伸ばしたい方や帰国前に資格プログラムを受けたい方にも体験授業は受けていただけます。
詳細はぜひ弊社にお問い合わせくださいね!