【授業見学レポ】Mentora College of Business & Technologyに行ってきました!

明けましておめでとうございます!今年のトロントは暖かめの気温と雨で幕を開けました。弊社North Peak留学センターは昨年末に立ち上げを行ったので、年末でちょうど一周年を迎えました。無事に一周年を迎えられたのもサポートしてくださる方、このブログを読んでくださっている皆様のおかげです。二年目も精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願いします!

さて、昨年のことになりますがMentora College of Business & Technology(以下Mentora)の見学と体験授業に行ってきました。早速ご紹介します!

Mentoraの特徴

Mentoraは以前はCES(Capital English Solutions)という名前の語学学校でしたが、2020年秋に現在の校名となり、キャリアカレッジ(Co-opカレッジ)プログラムも始まりました。語学学校・カレッジ共に小規模でアットホームな雰囲気が特徴です。
カレッジはHotel ManagementBusiness Administration Managementの2コースあり、どちらもCo-op(インターンシップ)に参加することが可能です。

学校の雰囲気

Mentoraはトロントのダウンタウン、Wellesley駅からすぐのビルの2階に入っています。ワンフロア全てが校舎のため、広々としていて新しく(さすが新しい学校!)とても綺麗。休憩スペースも基本的な設備は整っており、インスタントのコーヒーと紅茶も無料で常備されています。生徒さん用の図書館もあり、勉強や休憩用にはもちろん、ボードゲームも完備されているので、仲良くなったお友達やクラスメイトと休憩時間や放課後に楽しむこともできますね。

ボードゲームもある充実した図書館

学校のアクティビティも多く行われていて、卒業生も参加するため、卒業後の近況報告を先生に話したりと、同窓会のような一面もあり。アクテビティはESL(語学学校)プログラム受講生+カレッジプログラム受講生合同で行われているため、英語の練習や情報交換、両プログラム受講生の交流も兼ねているそう。

English Only Policyは厳しく、生徒・カウンセラー間でも英語で会話をしていました。クラス内で先生が席を外した時一度だけ英語以外で会話する生徒さんがいましたが、それ以外は皆さんしっかりルールを守っていました。日本人の比率は、ESLで5%ほどと他のトロントの語学学校と比較するとかなり少ない数値です。

【カレッジ・ビジネス】体験授業レポ

プログラム名: Business Administration Management
クラス人数: 5名
クラス形式: ハイブリッド(対面&オンライン)

先生

英語ネイティブの40代ほどの男性の先生でした。聞き取りやすいペースで綺麗な英語を話していたので、生徒さんも分かりやすそうでしたが、授業は講義形式(先生が一方的に話す)で行われていたため、生徒質問をしたりすることはなく、授業は淡々と進んでいる印象でした。

補助教材

学校専用のプラットフォーム内の教材が使われていました。

授業内容

ファイナンス(金融・財政・資金調達)に関する授業で対面参加の生徒とオンライン参加の生徒両方がいるハイブリット形式でした。受講生5名のうち、3名が対面で2名はオンラインでした(日本人は1名)そのためホワイトボードは使用しておらず、Zoom上で先生が画面共有をしながら授業を進めていて、生徒さんは自身のパソコンで画面を見ながら授業を受けていました。

今回は主にFuture Value(将来価値)についての講義でした。バランスシートやチャートを用いて、ファイナンスに関して重要となる要素を先生が説明してくれました。当日はグループワークなどはなく、エクササイズとして先生が例題を出してくれることはありましたが、講義形式の授業で生徒の発言は無いため、静かな雰囲気のまま授業が進みました。

【カレッジ・ホテル】体験授業レポ

プログラム名: Hotel Management
クラス人数: 6名
クラス形式: 対面

Tomoyoの写真
Tomoyo

カレッジプログラムはどちらも超少人数で行われていました!

先生

40代ほどの男性で多少英語にアクセントがありましたが、聞き取りづらかったり言ってることが分からないほどではありませんでした。教室に入った時も明るく出迎えてくれ、生徒さんに対しても解答できるまでヒントを与えながら、熱心に問いかけていたのが好印象でした。

補助教材

スライドが使用されていました。

授業内容

その日のトピックははホテルの予約の受付時におけるクレジットカードの重要性について。対面のみのため、ホワイトボードを使用して授業を進めていました。受講生6名中、日本人は2名。
授業内容は、なぜデポジットとして、ホテルのフロントでクレジットカードを提出しなければならないのか、ホテルの宿泊客のクレジットカードが上限に達していた場合の対応方法などを説明してくれました。出身国によってはチェックイン時のデポジットに馴染みのない生徒さんが居たため、先生が丁寧に説明してくれていました。先生はスライド内の全ての項目に関して生徒に質問を投げかけていましたが、一部の生徒さんははあまり授業に参画していない様子で、自発的に発言する生徒さんとそうでない方がはっきり分かれていました。

Tomoyoの写真
Tomoyo

せっかく少人数で行われているので、積極的に参加できる方の方が英語や知識も身につきやすいと思いました。

【ESL】体験授業レポ

レベル: General 5
クラス人数: 6名
クラス形式: 対面

先生

訛りのない綺麗な英語で話す30代くらいの男性の先生。話すスピードはややゆっくりめで、丁寧に説明をしている印象でした。人気のある先生のようで、ジョークも交えながら授業が進みました。

補助教材

教科書が使用されていました。

授業内容

単語やイディオムを学ぶ授業を体験しました。テキスト内の記事を各自与えられた時間内で読み、その記事の中から新しい単語を先生がピックアップし生徒に意味を聞いていました。
先生は生徒を指名して答えさせておらず、生徒が自発的に回答していていました。一部の生徒は、分からない単語や実際の使用例に関しても更に積極的に質問をしていてインタラクティブな授業でした。先生も、「Set up = Establish」など、同じ意味を持つフレーズの説明が丁寧で、例を持ち入りながら記憶残りやすい説明をしていました。ただ、やはり一部の生徒はあまり発言をしなかったので残念でした。

先生はクラス全員とコミュニケーションをしっかりとっている印象で、前回の授業を欠席した人へのフォローアップや、困っている生徒にすかさずヘルプに行ったりと、しっかりサポートをしている様子でした。これなら新入生や英語に自信がない人も安心して授業を受けられますね。

授業は生徒さんのレベルに合った教材・学習内容でした。クラスの雰囲気もよく、小規模ならではのアットホームな空気感で、日常会話で使えそうな単語やイディオムを楽しく覚えられそうです。

洗練された雰囲気のロビー

いかがでしたでしょうか?少人数で勉強したい方、Co-opに興味のある方はぜひご検討ください!

Mentoraの学校紹介はこちら(準備中)
弊社へのお問い合わせはこちら